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Japan Expo(ジャパン エキスポ)は、JTS Group主催により2000年からフランス・パリやマルセイユ、アメリカ・サンマテオ等で開催している日本文化の総合博覧会である。 == 概説 == 漫画・アニメ・ゲーム・音楽などの大衆文化や書道・武道・茶道・折り紙などの伝統文化を含む日本の文化をテーマとしている。同人誌ブースやコスプレイベントもあるものの、実際は企業中心の展示でフランスの各漫画出版社、DVDやグッズ販売会社、大手漫画喫茶、ゲームメーカー、ビジュアル系などの日本の音楽CDの輸入会社などが出展しており、漫画家のサイン会なども催されている。他に日本文化紹介コーナーとして囲碁将棋や模擬縁日、日本の伝統スポーツや武道・書道などの体験コーナーもある。同人ブースには現地のフランス人グループの他、日本から持込で参加している人達なども見られる。 開催規模は、2013年の出展者数は世界16の国から713社(うち日本からは80社)、会期中のゲストは200名、ライブハウスでは18本のライブが行われ、ファッションショーは10回実施されるなど、大規模に開催されている〔JAPACON「JAPAN EXPO 2014 プレスカンファレンス開催」2014年5月20日 〕。 日本政府も連携しており、外務省は2009年にジャパンエキスポを世界最大規模の日本ポップカルチャーイベントであるとして経済産業省、観光庁とともに、この機会を最大限活用するため、相互に連携しつつそれぞれの強みを活かした出展を通じて日本のソフトパワーを発揮するとして参加しており、ヨーロッパで日本文化を普及させた功績を称えてジャパンエキスポに外務大臣賞を授与した〔外務省「世界最大規模の日本ポップカルチャーイベントパリ「Japan Expo」三省庁連携企画」2009年6月11日 〕。 2013年には、日本企業が参集するエリアが日本政府の支援も得て設置されて、フランスのビジネス関係者向けイベントも開催され出展日本企業の紹介がされた。同エリアでの広報活動は、日本政府による「プロモーション助成事業」の助成対象であり、日本政府のクールジャパン戦略に資するコンテンツのプロモーション活動費の半分を、映像産業振興機構ジャパン・コンテンツ海外展開事務局(J-LOP)を通じて経済産業省が補助している。日本の地方自治体も観光誘致のためのブースを出展し、ゆるキャラなどのコンテンツを活用する試みが行われた。 ジャパンエキスポは毎年コミコン(Comic Con、アメリカの漫画(アメリカン・コミックス)やSF・ファンタジー作品などを扱うイベント)と共同開催されているが、2014年はジャパンエキスポの単独開催であった〔15周年を迎えたジャパンエキスポが今年はさらにパワーアップしていた 2014年07月10日 日刊アメーバニュース 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Japan Expo」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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